2015年2月16日月曜日

乙嫁語り 7巻感想。姉妹妻ってなんだ。

週末に読めなかった分、やっと読みました。

乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス(ハルタ))
B00TIGAZG6

ネットで「肩が角!」と言われていましたが、なるほど、角ばっている……。
2人目のよく食べる方の奥さんの方が、いつもの描き慣れた絵だということが一目瞭然でした。
丸いほうが現実的だしね。

そういえば、森さんのキャラクターで細い女性はあんまりいませんね。
シャーリーは細いけど子供だし、メイド服と白エプロンのお陰でよくわからない。



今回の「そこが大事!」ポイントは女湯姉妹妻の儀式だったんでしょうか。
ちょっと描写があっさりしすぎで肩透かしでしたが、ポイントがポイントなので、あんまりコッテリは描けないのかもしれません。

コアなファンはそのくらいで引くことはないと思いますが、最近はファン層が広がっているようなので、ちょっと薄めてみたか。
鷹狩りや刺繍にもどったらまたコッテリやってくれると嬉しいです。

あの女湯・男湯はいわゆるハンマームというやつでしょうか。
女湯はとにかくやかましいという評判のある公衆浴場。
ハンマームは、中東全域に広く見られる伝統的な公衆浴場のことである。 語源は「温める」「熱する」を意味するアラビア語の動詞「ハンマ」に由来する。トルコ語では「ハマム (もしくはハマーム)」という。(Wikipedia「ハンマーム」
外に聞こえるほどうるさいというのは、防音性能が悪いのか、石造りで音が響くのか、ついでに声が大きいのか。男湯だって充分うるさそうなもんですけどね。

発売前のアオリの「姉妹妻」で、てっきりソロレート婚のようなのを想像したら全然違ったので驚いた。3巻のタラスさんはレビレート婚の話だったので、今度はソロレート婚かと思ったのだけど。
ソロレート婚(ソロレートこん)またはソロラト婚(ソロラトこん)は、世界中で広くみられる二次婚のひとつ。妻が死んだ後、夫が妻の姉妹と結婚する制度で、結婚によって培われた家族の資産が崩壊するのを防ぐためのもの。日本語では順縁婚(じゅんえんこん)ともいう。なお、夫が死んだ後に妻が夫の兄弟と結婚する制度のことはレビラト婚または逆縁婚という。ソロレート婚とレビラト婚を総称して日本ではもらい婚ともいう。(Wikipedia「ソロレート婚」
結果的にはともかく、姉妹妻自体は一緒の家に嫁ぐわけではないんですね。
昔懐かし「腹心の友」のすごく濃くて独占的な感じなんだろうか。
擬似婚姻関係なら擬似離婚もあるのだろうか。
姉妹妻は家族同士での付き合いとかもあるのだろうか。
母親同士がやるものなら、未婚の女性の友達付き合いってどうなってるんだろうか。そういう親しい付き合いはしないのか。細かい疑問だらけ

とりあえず奥さん2人があまり喧嘩せず仲良く過ごせるといいなと思います。
某掲示板に投稿されるネタのようにはならないでください。

次巻はパリヤさんに戻るようなので、また結婚式の細々としたところをコッテリやって欲しい。特に料理と衣装のあたりを。布支度再び!

手作業が多くて大変そうなイメージ。
美味しい中央アジア―食と歴史の旅 (ユーラシアブックレット)
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