娘もちまちまと参戦。上の方ではないので、単なる昇級試験ですね。
そこで「星空のカラス」のサンプル本をもらってきました。
第一話の前半部分だけ?が入ってる。
男女関係なく全員に配ったらしい。男子の反応薄そうですけど。
「星空のカラス」というのは今「花とゆめ」で連載している囲碁マンガです。
作者はモリエサトシという方。リンクはご本人のブログです。
最近の私は引きこもりに拍車がかかって、雑誌で追うことをしないのでわからない。すいません。
「ヒカ碁」はかなり低年齢層に囲碁を普及させたらしい。
棋院としては「ヒカ碁の夢よもう一度」なんだろうなぁ。
前は少年漫画だったから今度は少女漫画とか?女の子増えたら男の子も増えるよねとか??
別にこの作者の方が棋院のために描いてらっしゃるわけでもないでしょうが、棋院の方ではいろいろ勝手に夢見ている部分がありそうです。
マンガ自体は囲碁ありの中学生の女の子の日常ありの多少恋愛ありのという感じで、なかなか面白いです。
ただし、少女漫画としてストーリーを追う面白さです。囲碁の戦いを楽しむ成分は少なめです。
そのあたりは少女漫画なんでちょっとバトル控えめというか、人間関係メインというか、どうしても恋愛はいっちゃうよというか。で、どうしても囲碁成分は押しやられる。
あんまり囲碁バトルばりばりやったら読者脱落するかもしれん。
私なんか碁盤見てないし。スポーツマンガでもルールわかってないし。
囲碁普及のためならバトルやりまくる方がわかりやすいけど、このあたりはどうしても少年漫画の方がやりやすいでしょうね。バトルが基本だから。
あと実際的な問題として、対戦ごとに棋譜を考えなくちゃいけないから、バトル分を増やすとすごい手間が増えるでしょうしね。
過去の対戦の棋譜というのは著作権があるので勝手に使えないそうです。
ヒカ碁なんかも全部あらためて作ったものだとか。
そういう意味で、囲碁マンガって棋院とかプロの監修なしに描けないらしい。
なるほど、囲碁マンガ少ないわけだ。
あと昔から恋愛関係に男女の区別がなかったね。最近は人間と人外の区別もなくなってきたね。
そういうことも、ちょっと脇道を攻めてる存在だったからできていたような気もしますが。
最近の白泉社、それも「花とゆめ」は結構メジャーというか王道ど真ん中だと思います。
子供向けすぎる絵に子供に読ませてはイカン内容が載っている少女漫画が多い中で、純粋にストーリーマンガを描ける、読める少女漫画誌の数少ない1つです。
ドラマ化やアニメ化される作品も多いですしね。
ただ漫画全体を見ても囲碁を扱ったものは珍しいので、バトル分も期待したい。
少女漫画に許される最大値くらいでひとつ。
王道ど真ん中の余力のある今だから、少しは許されるよ、きっと。
謎なのは、大会でサンプルを配った理由ですね。
囲碁普及のためなら、ジュニア本因坊戦に来るような子供に配ってどうするというのか。
もう囲碁やってる子供たちなんだから。ウチも大会の前にコミックス買ってたし。
配布用か?布教用か?
ヒロインの髪がうっとうしくてたまらん。せめて結べ。
愛蔵版のころになると、コミックス初期と絵が違う……デスノートの絵だ。当たり前だ。
まだバクマンにはなっていない。小畑健は進化してるなー。
ヒカ碁より前にあった囲碁マンガらしい。初めて見た。