妖怪アパートシリーズのファンの娘が大変ショックを受けていました。
そういえば、愛読している本の作者さんが亡くなるというのは彼女には初めての体験だなぁ。
もちろんすでに亡くなっている方の本も愛読しているのですが、それはまた別の話かと。
その作者さんがもう新刊を書けないということに対する悔しさはこれからじわじわくるでしょう。こういうことも、これからたくさんあるのだよ。
私だと氷室冴子さんはどうしてあんなに早く亡くなったのかと今でも思います。
もう少し長く書いておられたら、もっといろいろ書いていらしたでしょうに。
今だと読者の年齢も編集の許容範囲も広がっていて、もっと自由に書いてもらえたはず。それが読みたかったですね。
娘が大好きな妖怪アパートシリーズ、いまKindleでまとめ買いセール中ですね。
最初から予定されていたセールだそうですが、すごいタイミング。
超合本、Kindleだと別に本体の重さは変わらないはずなのに、なんとなく読むのに気合が要るのは私だけだろうか。心理的には本を10冊一度に持っているのとそう変わらないくらい。
超合本 妖怪アパートの幽雅な日常 (講談社文庫)

こっちも熟読しています。
出てくる食べ物が美味しそうな本はいいよね。
料理本はやっぱり実物の本がいいです。カラーだし写真はしっかり見えるし。
一度やすさに負けてKindleで料理本を買ってみて「これはダメだ」と思った。
カラー版の端末だとどうかわかりませんが。
妖怪アパートの幽雅な食卓 るり子さんのお料理日記 妖怪アパートの幽雅な日常 (YA! ENTERTAINMENT)

私はこっちのシリーズの方が好き。妖怪と時代物はもう鉄板ですね。鉄板過ぎて満腹という読者も多そうですが。
娘はまだ現代モノのほうが読みやすいようで、なかなか時代物とかSFとか読まない。ファンタジーっぽいものは平気らしいけど。
こういうものもこれから薦めて行きたい。
大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫)
